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今回は認知症について考えます。
認知症の進行は遅らせることはできるようになりましたが、まだ治すことはできないようです。
発症させないことが重要です。次のような予防方法があるそうです。

1. 運動 定期的な有酸素運動や筋力トレなどで、成長ホルモンを増やします。
2. 脳トレ 脳を使います。麻雀いいですね。最近「ナンプレ」にはまっていますが脳トレによさそう。
3.食事 野菜や青魚など、予防に良いとされる食材を多く摂取しましょう。
4. 歯の健康 咀嚼の刺激は大切です。歯が失われないよう定期的に歯医者に行きましょう。
5. 生活習慣病の対処 高血圧、糖尿病、高コレストロールが脳血管性認知症の原因になるので医者に行って薬を飲みましょう。
6. サプリの摂取 次のサプリがいいみたいです。
 ・イチョウ葉エキス→脳血管性認知症の予防になる
 ・フェルラ酸→神経細胞内のリン酸化タウタンパク質の量を低下させる
 ・DHA/EPA→オメガ3脂肪酸が認知症のリスクを低下させる
 ・ウコンエキス→アルツハイマー型認知症、がん、心不全の予防

他にもリタイアしたら「生きがいを持つ」「軽いストレス状態を保つ」等の心のケアも大切じゃないかと思います。

症状が出る手前の段階(軽度認知障害=MCI)なら有効な対処方法があるそうです。おや?と思ったら早めに医師の診断を受けましょう。「おがずの内容を忘れる」のは問題ないですが、「晩御飯を食べたことを忘れる」のはアウトです。

認知症は「アミロイドβ」と「タウタンパク質」という物質が蓄積される老化現象だそうで、80歳にもなれば程度の違いこそあれ100%の人が発病するそうです。
なるべく早い時期に予防を始めて発症の時期や進行を出来るだけ遅らすことが重要です。

今後は長寿化が進むのでボケる人がとても多くなります。後悔しないよう今からしっかり予防しておきましょう。マジでホントにとっても大切なことです。
治る時代が来るまでお互いボケずに頑張ろう

なお、これらの内容については勝手な主観も含まれているので参考程度にとどめてください。また、意見やディスカッションしたいことがあれば外部から見えない掲示板に投稿してください。



とうとうガンで死なくなる時代がやってきそうです。

今も血液中の「腫瘍マーカー」でガンを調べる検査があるのですが、進行ガンでないと分からないケースが多く、決定打にはなっていません。
しかし、あと2~3年で初期ガンを検出できる画期的な検査が始まるようです。一滴の血液を調べるだけで、確度も高く、微小なガンも検知でき、ほとんどの種類のガンに対応できるという夢のような内容です。
この検査を定期的に受ければガンで死ぬリスクがかなり減りそうです。

細胞が別の細胞に情報を伝えるために「エクソソーム」という小さな物質を作成しています。これに含まれる「マイクロRNA」の塩基の並び方を調べれば、ガン細胞が作成した「エクソソーム」かどうかが判るので、ガン細胞の有無も調べることができるそうです。

一部の病院では既に同様の検査を始めているようですが、値段も高く精度がまだ低いかも知れません。そのうちより確実な検査が健康診断に組み込まれるのはないでしょうか。

ガンは進行させると悲惨です。小さいうちに見つけてやっつけちゃいましょう。
ここのところの医療の進歩はすごいですね。より長く生きれる分、より長く健康でいられるよう個人の「努力」が必要な時代になったような気がします。

残りは何年?

2018年08月07日
今回は、「我々にはどのくらいの時間が残っているのか」を考えてみます。

2017年の平均寿命は男81.09歳、女87.26歳です。これはこの年に生まれた子供の寿命です。
61歳の我々の場合は男83.87歳、女89.05歳になります。(平均余命から計算)
平均寿命の伸び率が今までと変わらないなら25年後には更に5歳伸びて、男89歳女94歳になっています。
あと30年はいけますよ。
医療の進歩によってもっと伸びているかも知れません。
ちなみに亡くなる主な原因は、がん 25%、心臓病 16%、肺炎 10%、脳卒中 9%、老衰 9%となっています。

一方、介護が不要な生活の上限を表す健康寿命は男72.14歳、女74.79歳となっています。(2016年データ)
これは、男は9年間、女は12年間も介護が必要な生活を送っていることになります。意外に長いですね。
介護が必要になる主な原因は、脳卒中 35%、認知症 16%、衰弱 12%、骨折 12%、関節疾患 11%となっています。

次回(不定期ですが)からは個別の病気について考えてみます。
健康は失ってからでは遅いです。維持できるよう努力しないと!

面白い記事があったのでかいつまんで紹介します。
五木寛之さんの「遊行の門」によると古代インドでは人生を次の4つに分ける思想があったそうです。
1. 学生期:学び鍛える時期
2. 家住期:働き子供を生み育てる時期
3.林住期:自分自身のためだけに生きる時期(現在の60~75歳)
4. 遊行期:死への道行きとなる時期(現在の75歳以降)
60歳からの林住期こそは人生の黄金期・クライマックスです。
好きなことをやればいいし、やりたくないことはやらなくていい。老いて楽になることもあり、生きることが面白くなってくることもある。
肉体的には問題だらけであっても、欲望に身をやくという苦しみは少ない。人生の煩悩や、生きることへの疑問や、競争相手に対する嫉妬の感情なども自然に衰えてくる。カネは生活するだけあればいい。名誉などいらない。美しい女性は見ているだけで十分たのしい。余命が少ない分、将来の不安も少ない...

うすうす感づいていましたが、こうやって考えてみるとこれから15年はすばらしい時期なんです。大病しなければ30年楽しめるかも知れません。
黄金期は一度だけです。青春時代のように過ぎ去ってしまえばそこまでです。
何をどうやって楽しむか、自分にとって価値があることは何なのかをよく考えながら臨みたいですね。

第4回同窓会 終了

2018年07月12日
おかげさまで7月7日の同窓会は21人も集まり、盛況のうちに終了しました。
3年5組の仲間意識に再び灯がともったような気がします。還暦からの再スタートです。
次回(2020年?)の同窓会でまたお会いしましょう!

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