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とうとうガンで死なくなる時代がやってきそうです。

今も血液中の「腫瘍マーカー」でガンを調べる検査があるのですが、進行ガンでないと分からないケースが多く、決定打にはなっていません。
しかし、あと2~3年で初期ガンを検出できる画期的な検査が始まるようです。一滴の血液を調べるだけで、確度も高く、微小なガンも検知でき、ほとんどの種類のガンに対応できるという夢のような内容です。
この検査を定期的に受ければガンで死ぬリスクがかなり減りそうです。

細胞が別の細胞に情報を伝えるために「エクソソーム」という小さな物質を作成しています。これに含まれる「マイクロRNA」の塩基の並び方を調べれば、ガン細胞が作成した「エクソソーム」かどうかが判るので、ガン細胞の有無も調べることができるそうです。

一部の病院では既に同様の検査を始めているようですが、値段も高く精度がまだ低いかも知れません。そのうちより確実な検査が健康診断に組み込まれるのはないでしょうか。

ガンは進行させると悲惨です。小さいうちに見つけてやっつけちゃいましょう。
ここのところの医療の進歩はすごいですね。より長く生きれる分、より長く健康でいられるよう個人の「努力」が必要な時代になったような気がします。


残りは何年?

2018年08月07日
今回は、「我々にはどのくらいの時間が残っているのか」を考えてみます。

2017年の平均寿命は男81.09歳、女87.26歳です。これはこの年に生まれた子供の寿命です。
61歳の我々の場合は男83.87歳、女89.05歳になります。(平均余命から計算)
平均寿命の伸び率が今までと変わらないなら25年後には更に5歳伸びて、男89歳女94歳になっています。
あと30年はいけますよ。
医療の進歩によってもっと伸びているかも知れません。
ちなみに亡くなる主な原因は、がん 25%、心臓病 16%、肺炎 10%、脳卒中 9%、老衰 9%となっています。

一方、介護が不要な生活の上限を表す健康寿命は男72.14歳、女74.79歳となっています。(2016年データ)
これは、男は9年間、女は12年間も介護が必要な生活を送っていることになります。意外に長いですね。
介護が必要になる主な原因は、脳卒中 35%、認知症 16%、衰弱 12%、骨折 12%、関節疾患 11%となっています。

次回(不定期ですが)からは個別の病気について考えてみます。
健康は失ってからでは遅いです。維持できるよう努力しないと!