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今回は歯の健康について考えます。

歳をとってくると歯を残すことはとても大切な事になってきます。
歯が抜けてしまうと、うまく食べられなくなったり、活舌が悪くなったり、表情が乏しくなったりで、生活の質(QOL: Quality of Life)の低下を招きます。
また、歯が抜ける最大の原因となる歯周病(重度なものを歯槽膿漏と呼ぶ)は認知症や糖尿病、心疾患、リウマチ、肥満を悪化させることが分かっています。
お金があればインプラントで再生できますが、糖尿病や歯周病になっている人はダメだそうです。

虫歯と歯周病の予防として個人的に次のものをお勧めします。

定期的な歯の検診
歯医者さんで定期的(半年に一度)に歯石をとってもらいましょう。とても重要なことです。
ジェットウォッシャー ドルツドルツ
ドルツ社が開発してパナソニックが製造販売している水流による歯磨きです。5~6年前から使っています。
高圧の水で歯周ポケットのプラーク(歯垢)を洗い流し、ついでに歯茎もマッサージします。ただ、歯間のよごれはフロスを使わないとダメそうです。
使い始めの頃は流れ出た水が臭くてビックリします。歯磨きでは落ちない歯周ポケットの汚れを洗い流してくれている感じです。
レベル2の水流でも歯茎からジワっと血が出るのですが、数週間も使っていると最大のレベル5でも血が出なくなり、歯茎の色も健康的になりました。歯槽膿漏の予防には効果がありそうです。
歯ブラシ
電動バブラシは磨き残しが多くなるようですが時間短縮のために手放せません。
歯磨き粉はフッ素が入ったものを使うよう心掛けてます。
フロス
糸ようじを使っています。歯ブラシだけでは歯の間のプラークは完全に取れません。
歯間ブラシ
これも使わないと歯の間のプラークが完全に取れません。歯茎のマッサージにもなります。使った方がいいです。
ポイントブラシポイントブラシ
電動歯ブラシ派はこれを使わないと奥歯の奥が磨けません。けっこうプラークが取れます。

歯は老化では抜けません。虫歯と歯周病の対処をしっかりしておけば残せます。
チマタでは「8020運動」といって80歳になっても20本の歯を残すよう提唱されています。いい目標ですね。
今は歳をとっても総入れ歯の時代じゃないです。面倒でも半年に1回は歯医者さんで歯のメンテナンスをしてもらいましょう。「おいしいもの」を「おいしく」いただくためにも。